いもり池
国道18号を長野から新潟方面へ向かって車を走らせていると、
信濃町古間の手前で、長い直線の下り坂となる。
その直線の延長線上に妙高山がどっしりと構えている。
それはそれは運転が楽しくなる光景だ。
寒々とした雲が垂れ込めた土曜日、
急速に青空が広がったのをいいことに、
飯綱町のレストランへ出かけた。
さらに天気が良くなったので、
18号の例のポイントを通過して、新井の道の駅まで足をのばした。
帰りは18号と並走する県道を利用したのだが、
その道沿いに「いもり池」がある。
今年の紅葉は今ひとつということを耳にするが、
いもり池のほとりには真っ赤に色づいたモミジの木があった。
もう夕暮れに近い時刻であったので、
妙高山は横からの日の光で、陰影が濃かった。
幸い風もなく、水面は穏やか。
見事な逆さ妙高が池に映っていた。