2025/03/30
日本列島が黄砂に襲われた早春の一日、近くの里山を散策した。

ちょっと思い立って、かつてのバードラインを歩いてみた。
地滑りによって使われなくなってしまったいにしえの道路、
40年の歳月を経ていたが、往時を偲ぶことができた。

まだ、葉が茂る前の樹間からは、黄砂に霞む飯縄山が。
(写真は眺めのいいところからのものです。)

冬枯れの姿を残す林のところどころに、点々と黄色い花が見える。
早春のさみしい里山に、かすかな彩りを添えていた。

思わぬところで、白い可憐な花に遭遇した。
このナガブロでも紹介されていた花のようだ。

花に見入っていたときに、一人の中年の女性がやってきた。
なんでも昨年この花の存在を知り、今年も見に来たというのだ。
時期的にどうかといぶかっていたようだったが、
タイミングよく出会えたことを喜んでいた。
ああー、そうなんだあと思ったら、
何枚も何枚も写真を撮ってしまったのであった。

ちょっと思い立って、かつてのバードラインを歩いてみた。
地滑りによって使われなくなってしまったいにしえの道路、
40年の歳月を経ていたが、往時を偲ぶことができた。

まだ、葉が茂る前の樹間からは、黄砂に霞む飯縄山が。
(写真は眺めのいいところからのものです。)

冬枯れの姿を残す林のところどころに、点々と黄色い花が見える。
早春のさみしい里山に、かすかな彩りを添えていた。

思わぬところで、白い可憐な花に遭遇した。
このナガブロでも紹介されていた花のようだ。

花に見入っていたときに、一人の中年の女性がやってきた。
なんでも昨年この花の存在を知り、今年も見に来たというのだ。
時期的にどうかといぶかっていたようだったが、
タイミングよく出会えたことを喜んでいた。
ああー、そうなんだあと思ったら、
何枚も何枚も写真を撮ってしまったのであった。
2025/03/26
随分と前のことになる。
画家ロートレックの半生を描いた「赤い風車」という映画を見た。
ロートレックが足繁く通ったキャバレー、ムーランルージュの建物が赤い風車。
ロートレックは足をケガして、足の成長が止まってしまい、
極端に足が短い姿となってしまった。
そんな自身の容姿に引け目を感じて、幸せをつかみ損ねてしまった、
そして、華やいだ踊りを描写したのとは裏腹に、
彼自身は寂しさや孤独を募らせてしまう、
そんな感じの映画ではなかったろうか。
何分、大昔のことで内容はほとんど忘れてしまったのだが、
ほのかに頭の片隅に残っている映画の印象をひと言で言えば、
“侘しい”であるのかもしれない。

松本市美術館で開催されている「ロートレック展」を見に行った。
本格的な油絵のようなものは展示されていなかったが、
若き日のロートレックの素描や、
彼の十八番であるポスター作品を多数見ることができた。
先入観というものはやっかいだ。
どうしても、作品の一つ一つにもの悲しさを見つけようとしてしまう。
すなおに、彼が憧れたのであろう楽しい雰囲気を味わえばいいのかも。
ただ、これまた思い込みかもしれないのだが、
描かれている人物に“ほのぼの”とした表情があまりなかったような。
なんにせよ、19世紀末のパリの文化、その一端に触れられた展示会であった。

画家ロートレックの半生を描いた「赤い風車」という映画を見た。
ロートレックが足繁く通ったキャバレー、ムーランルージュの建物が赤い風車。
ロートレックは足をケガして、足の成長が止まってしまい、
極端に足が短い姿となってしまった。
そんな自身の容姿に引け目を感じて、幸せをつかみ損ねてしまった、
そして、華やいだ踊りを描写したのとは裏腹に、
彼自身は寂しさや孤独を募らせてしまう、
そんな感じの映画ではなかったろうか。
何分、大昔のことで内容はほとんど忘れてしまったのだが、
ほのかに頭の片隅に残っている映画の印象をひと言で言えば、
“侘しい”であるのかもしれない。
松本市美術館で開催されている「ロートレック展」を見に行った。
本格的な油絵のようなものは展示されていなかったが、
若き日のロートレックの素描や、
彼の十八番であるポスター作品を多数見ることができた。
先入観というものはやっかいだ。
どうしても、作品の一つ一つにもの悲しさを見つけようとしてしまう。
すなおに、彼が憧れたのであろう楽しい雰囲気を味わえばいいのかも。
ただ、これまた思い込みかもしれないのだが、
描かれている人物に“ほのぼの”とした表情があまりなかったような。
なんにせよ、19世紀末のパリの文化、その一端に触れられた展示会であった。
2025/03/14
ほんの小さな出来事に 愛は傷ついて
財津和夫さんの名曲「サボテンの花」
降りしきる雪と、失恋のうずきの前半、
近づく春と、元気を出そうとする後半、
冬から春にかけて、あたまに流れる曲の一つとなっている。
この長い冬が終わるまでに
何かをみつけて生きよう
何かを信じて生きていこう
この冬が終わるまで
別れと新たな旅立ちを迎えるこの季節
おまえは何かをみつけたのか
と、聞かれても
やっぱダメでした
となったまま歳をとってしまいました。
この冬にみつけた景色で
どうかご容赦を。
年末に見た北アルプス
荘厳でした。

このナガブロでも何人かの方が紹介していました。
1月27日の朝焼けです。
ほんとうに焼けるよう。

黒姫山、重厚感がありました。

財津和夫さんの名曲「サボテンの花」
降りしきる雪と、失恋のうずきの前半、
近づく春と、元気を出そうとする後半、
冬から春にかけて、あたまに流れる曲の一つとなっている。
この長い冬が終わるまでに
何かをみつけて生きよう
何かを信じて生きていこう
この冬が終わるまで
別れと新たな旅立ちを迎えるこの季節
おまえは何かをみつけたのか
と、聞かれても
やっぱダメでした
となったまま歳をとってしまいました。
この冬にみつけた景色で
どうかご容赦を。
年末に見た北アルプス
荘厳でした。

このナガブロでも何人かの方が紹介していました。
1月27日の朝焼けです。
ほんとうに焼けるよう。

黒姫山、重厚感がありました。
