2024/07/23
よもや、自分が出した手紙が800年後、
国の宝になるなんて、これっぽっちも思っていなかったことだろう。
木曽義仲が発出した「木曽義仲書状」という手紙である。
裏側にも文字が書かれている。
この手紙は、何かの包み紙として再度利用されたらしい。
そんな扱いを受けたのだけれど、現在国宝となっている。
木曽義仲本人の自筆である可能性もあるという。

(写真撮影可となっていました。)
狼藉者のイメージが強い木曽義仲を、愛した人もいる。
有名なのは松尾芭蕉!
滋賀県大津市に義仲寺(ぎちゅうじ)というお寺がある。
義仲が討たれた場所に建てられたという。
芭蕉はそこに眠っている。
近代では、芥川龍之介も義仲を愛した一人。
長野県立歴史館で現在開催されている「疾風怒濤 木曽義仲」展で教えていただいた。
風雲児であった旭将軍 木曽義仲、
わたし的には、中国の項羽を彷彿してしまうのだが、いかがだろう。
義仲に関わる遺物というものは、驚くほど少ないように思う。
木曽にも行ったことがあるが、義仲がここにいたと証明するものには出会えなかった。
手拭いを買うことで、思い出とするしかなかったのだ。
今回の歴史館の企画展は、そんな数少ない遺物に出会えるいいチャンスとなった。

国の宝になるなんて、これっぽっちも思っていなかったことだろう。
木曽義仲が発出した「木曽義仲書状」という手紙である。
裏側にも文字が書かれている。
この手紙は、何かの包み紙として再度利用されたらしい。
そんな扱いを受けたのだけれど、現在国宝となっている。
木曽義仲本人の自筆である可能性もあるという。
(写真撮影可となっていました。)
狼藉者のイメージが強い木曽義仲を、愛した人もいる。
有名なのは松尾芭蕉!
滋賀県大津市に義仲寺(ぎちゅうじ)というお寺がある。
義仲が討たれた場所に建てられたという。
芭蕉はそこに眠っている。
近代では、芥川龍之介も義仲を愛した一人。
長野県立歴史館で現在開催されている「疾風怒濤 木曽義仲」展で教えていただいた。
風雲児であった旭将軍 木曽義仲、
わたし的には、中国の項羽を彷彿してしまうのだが、いかがだろう。
義仲に関わる遺物というものは、驚くほど少ないように思う。
木曽にも行ったことがあるが、義仲がここにいたと証明するものには出会えなかった。
手拭いを買うことで、思い出とするしかなかったのだ。
今回の歴史館の企画展は、そんな数少ない遺物に出会えるいいチャンスとなった。
2024/07/19
須坂の山奥、豊丘ダムには主がいる。

「もののけ姫」に登場する「シシ神」さまは、
正面から見るとやっぱりカモシカだよねって、
いつも思うのだけど・・・。
豊丘ダムは1994年に完成した多目的ダム。
洪水調整の治水、水道水源としての利水、そして若干の発電と、
いくつかの役割を担っている。

豊丘ダムがつくるダム湖を「昇竜湖」という。
須坂市内の臥竜山にちなんだ命名か。
竜が飛び出してくるかはわからないが、
不思議な色を湛えている。

自分の棲み家を湖にされてしまい、
カモシカにとっては、実はいい迷惑だったのかもしれない。

「もののけ姫」に登場する「シシ神」さまは、
正面から見るとやっぱりカモシカだよねって、
いつも思うのだけど・・・。
豊丘ダムは1994年に完成した多目的ダム。
洪水調整の治水、水道水源としての利水、そして若干の発電と、
いくつかの役割を担っている。

豊丘ダムがつくるダム湖を「昇竜湖」という。
須坂市内の臥竜山にちなんだ命名か。
竜が飛び出してくるかはわからないが、
不思議な色を湛えている。

自分の棲み家を湖にされてしまい、
カモシカにとっては、実はいい迷惑だったのかもしれない。
2024/07/15
何年か前、春風亭一之輔師匠の落語会でのこと、
師匠の目の前、一番前の特等席が一席空席となっていた。
当然ながら師匠は気になって、空席の隣の女性に質問した。
その女性曰く
娘と来る予定であったが、娘が急に産気づいて来られなくなった、とのこと。
師匠が出産に立ち会わなくていいのかときくと、
楽しみにしていたのだから、是非落語に行ってくれと、娘から言われたので、
落語の方に来た、というのだ。
師匠はこれにいたく感激したらしい。
この話を全国で吹聴しまくったということを、
一年後の落語会で枕として使っていた。
そうなのだ、一之輔師匠の落語は、
孫の誕生をすっぽかしてでも聞きたいのだ。
(いずれ孫には恨まれるとは思うが・・・。)
この春から夏にかけて、春風亭一之輔師匠の落語を2度も楽しんだ。
師匠の落語は、大仰な身振り、百面相ともいえる多彩な顔の表情、
ときに強硬すぎる発言など、楽しみは豊富だ。
先日、長野芸術館での落語では、
小学生の要望に応えて、アレンジした「初天神」を披露した。
あれ?
釣瓶師匠と出演した、NHKの某番組でも「初天神」やらなかったっけ?
小学生がいるにもかかわらず、花魁が登場する「お見立て」という落語もあった。
小学生には話の筋が今ひとつわからなかったかもしれない。
でも、小さいときから名人の芸に触れるというのは、貴重な体験だと思う。
(話の筋がわかるようでも困るのだが・・・。)
当日は、暑くて、湿気もある日であったのだが、
それこそ春風のような面持ちで、帰路につけたのであった。

師匠の目の前、一番前の特等席が一席空席となっていた。
当然ながら師匠は気になって、空席の隣の女性に質問した。
その女性曰く
娘と来る予定であったが、娘が急に産気づいて来られなくなった、とのこと。
師匠が出産に立ち会わなくていいのかときくと、
楽しみにしていたのだから、是非落語に行ってくれと、娘から言われたので、
落語の方に来た、というのだ。
師匠はこれにいたく感激したらしい。
この話を全国で吹聴しまくったということを、
一年後の落語会で枕として使っていた。
そうなのだ、一之輔師匠の落語は、
孫の誕生をすっぽかしてでも聞きたいのだ。
(いずれ孫には恨まれるとは思うが・・・。)
この春から夏にかけて、春風亭一之輔師匠の落語を2度も楽しんだ。
師匠の落語は、大仰な身振り、百面相ともいえる多彩な顔の表情、
ときに強硬すぎる発言など、楽しみは豊富だ。
先日、長野芸術館での落語では、
小学生の要望に応えて、アレンジした「初天神」を披露した。
あれ?
釣瓶師匠と出演した、NHKの某番組でも「初天神」やらなかったっけ?
小学生がいるにもかかわらず、花魁が登場する「お見立て」という落語もあった。
小学生には話の筋が今ひとつわからなかったかもしれない。
でも、小さいときから名人の芸に触れるというのは、貴重な体験だと思う。
(話の筋がわかるようでも困るのだが・・・。)
当日は、暑くて、湿気もある日であったのだが、
それこそ春風のような面持ちで、帰路につけたのであった。
2024/07/07
長野県内にある「道の駅」は53。
53番目に登録された道の駅が、「和田宿ステーション」(長和町)だ。
といっても、施設は真新しいわけではなかった。
前からある施設を利用したということだろう。

道の駅の大きな役割は3つ。
休憩、情報発信、地域連携
地域連携の部分で、道の駅ごとの個性が発揮されている。
「和田宿ステーション」には直売所もあるが、
すぐ近くに旧中山道の和田宿があることが特徴だろう。
往時を忍ぶのもいいのではないだろうか。
先日、「和田宿ステーション」を訪問して、
県内の道の駅をすべて巡ることができた。
道の駅を目標にすると、県内のいろんなところが訪問でき、
それなりに楽しいものであった。
53の中には、県境ぎりぎりのところがある。
「信越さかえ」(栄村)とか、「信州蔦木宿」(富士見町)とか、「小谷」(小谷村)とか。
南信の人にしてみれば北信の道の駅はかなり遠いであろうし、逆もまたしかり。
北信の人には、「南信州 うるぎ」(売木村)だとか、
「信州新野千石平」(阿南町)などは、はるか彼方だ。
「歌舞伎の里大鹿」(大鹿村)や「遠山郷」(飯田市)、「南アルプスむら長谷」(伊那市)のように、主要道路からははずれていて、わざわざ行かなければならない所もあった。
道の駅といえば、食事も楽しみの一つ。いろいろと味わわせてもらった。
地域の皆さんの暖かさに触れられる、いい施設だと思う。
53番目に登録された道の駅が、「和田宿ステーション」(長和町)だ。
といっても、施設は真新しいわけではなかった。
前からある施設を利用したということだろう。
道の駅の大きな役割は3つ。
休憩、情報発信、地域連携
地域連携の部分で、道の駅ごとの個性が発揮されている。
「和田宿ステーション」には直売所もあるが、
すぐ近くに旧中山道の和田宿があることが特徴だろう。
往時を忍ぶのもいいのではないだろうか。
先日、「和田宿ステーション」を訪問して、
県内の道の駅をすべて巡ることができた。
道の駅を目標にすると、県内のいろんなところが訪問でき、
それなりに楽しいものであった。
53の中には、県境ぎりぎりのところがある。
「信越さかえ」(栄村)とか、「信州蔦木宿」(富士見町)とか、「小谷」(小谷村)とか。
南信の人にしてみれば北信の道の駅はかなり遠いであろうし、逆もまたしかり。
北信の人には、「南信州 うるぎ」(売木村)だとか、
「信州新野千石平」(阿南町)などは、はるか彼方だ。
「歌舞伎の里大鹿」(大鹿村)や「遠山郷」(飯田市)、「南アルプスむら長谷」(伊那市)のように、主要道路からははずれていて、わざわざ行かなければならない所もあった。
道の駅といえば、食事も楽しみの一つ。いろいろと味わわせてもらった。
地域の皆さんの暖かさに触れられる、いい施設だと思う。
2024/07/04
不思議な少年に出会った。
東北のさる山の中での出来事だ。
立派な捕虫網を持っている。
なんでもその山の岩場にはえる木に、
珍しい虫が見つかったのだそうだ。
それを探しに来たというのだ。
きけば、さきほど熊2頭に会ったという。
「よくご無事で」
少年とはいったん別れたのだが、
下山時に再会し、一緒に山を下りた。
少年は、高校2年生だという。
夕べ会津高原駅に着いて、夜の国道を5時間歩き、
麓の集落で夜明けを待って、山に入ったそうだ。
「よく、まあ。ご苦労さま。」
残念ながら、目当ての虫は見つからなかった。
でもよほど虫が好きなのだろう。
その少年からいろいろ蘊蓄をきいた。
ゼフィルスという美しいシジミチョウも見せてもらった。
山頂で撮った蝶を鑑定してもらったところ、
「アカタテハ」もしくは「ヒメアカタテハ」とのことだった。

ズザザザザーーー
後ろで音がしたので振り返ると、
少年は山道を踏みはずし、谷筋へ4~5メートルずり落ちていた。
服装はとみれば、町中を歩くものとほとんど変わらない。
靴も、普通のズックだ。
「よくそのかっこうで。無謀じゃないですか?」
マムシに咬まれたこともあると、人差し指の傷跡を見せてもらった。
「ええ?!大丈夫だったんですか?」
虫を求めて西表島へ一人旅も。
実は、とんでもない冒険少年だったのだ。
「これまで命があっただけでも拾いものでしょ。」
10代の男の子には、ときに物事に熱中して、
ほとんどオタクという状況になることがある。
私も、オタクにはならなかったが、多分にそのような気質を持っていた。
ただ、そのようなのめり込みは、ときに暴挙とも、
不適切とも映る行為に走ることがある。
10代の少年は、危険と隣り合わせだ。

この山に登り始めたとき、アカゲラのヒナとおぼしき鳥を見つけた。
ピーピー鳴いてはいるが、飛び立つことができない。
茂みに身を隠すところまでを見届けた。
巣からでたばかりのヒナは、うまく羽ばたくこともできず、一番無防備かもしれない。
わたしの出会った少年も、ちょうどそんな感じであった。
先ごろ読み終えた『だからあれほど言ったのに』という本で、
著者の内田樹さんは、
子どもたちを「イノセントな状態」で世の中に送り出すことを主張されている。
「イノセントな状態」とは、
子どもたちのうちにある「野生のもの」「聖なるもの」が毀損されることがない状態だという。
まさしく彼はイノセントな少年であり、どうかそのままいってほしいと願わずにはいられない。
下山してから、さすがに彼をさらに5時間歩かせるわけにもいかず、
会津高原駅まで送ってやった。
駅でソフトクリームをおごってやったのだが、
「アイスクリームを食べるのは何年かぶりだ」だって。
う~ん、やはりこのままイノセントでいってほしい。
東北のさる山の中での出来事だ。
立派な捕虫網を持っている。
なんでもその山の岩場にはえる木に、
珍しい虫が見つかったのだそうだ。
それを探しに来たというのだ。
きけば、さきほど熊2頭に会ったという。
「よくご無事で」
少年とはいったん別れたのだが、
下山時に再会し、一緒に山を下りた。
少年は、高校2年生だという。
夕べ会津高原駅に着いて、夜の国道を5時間歩き、
麓の集落で夜明けを待って、山に入ったそうだ。
「よく、まあ。ご苦労さま。」
残念ながら、目当ての虫は見つからなかった。
でもよほど虫が好きなのだろう。
その少年からいろいろ蘊蓄をきいた。
ゼフィルスという美しいシジミチョウも見せてもらった。
山頂で撮った蝶を鑑定してもらったところ、
「アカタテハ」もしくは「ヒメアカタテハ」とのことだった。

ズザザザザーーー
後ろで音がしたので振り返ると、
少年は山道を踏みはずし、谷筋へ4~5メートルずり落ちていた。
服装はとみれば、町中を歩くものとほとんど変わらない。
靴も、普通のズックだ。
「よくそのかっこうで。無謀じゃないですか?」
マムシに咬まれたこともあると、人差し指の傷跡を見せてもらった。
「ええ?!大丈夫だったんですか?」
虫を求めて西表島へ一人旅も。
実は、とんでもない冒険少年だったのだ。
「これまで命があっただけでも拾いものでしょ。」
10代の男の子には、ときに物事に熱中して、
ほとんどオタクという状況になることがある。
私も、オタクにはならなかったが、多分にそのような気質を持っていた。
ただ、そのようなのめり込みは、ときに暴挙とも、
不適切とも映る行為に走ることがある。
10代の少年は、危険と隣り合わせだ。

この山に登り始めたとき、アカゲラのヒナとおぼしき鳥を見つけた。
ピーピー鳴いてはいるが、飛び立つことができない。
茂みに身を隠すところまでを見届けた。
巣からでたばかりのヒナは、うまく羽ばたくこともできず、一番無防備かもしれない。
わたしの出会った少年も、ちょうどそんな感じであった。
先ごろ読み終えた『だからあれほど言ったのに』という本で、
著者の内田樹さんは、
子どもたちを「イノセントな状態」で世の中に送り出すことを主張されている。
「イノセントな状態」とは、
子どもたちのうちにある「野生のもの」「聖なるもの」が毀損されることがない状態だという。
まさしく彼はイノセントな少年であり、どうかそのままいってほしいと願わずにはいられない。
下山してから、さすがに彼をさらに5時間歩かせるわけにもいかず、
会津高原駅まで送ってやった。
駅でソフトクリームをおごってやったのだが、
「アイスクリームを食べるのは何年かぶりだ」だって。
う~ん、やはりこのままイノセントでいってほしい。
2024/07/01
「日本書紀」では、神武天皇の東征で「金鵄」が活躍する。
これが「古事記」では、「八咫烏(やたがらす)」という鳥になる。
八咫烏は三本足のカラス、サッカー日本チームのエンブレムで有名だ。
古代の人が、どうしてそのようなユニークな鳥を生み出したのかは不可解であるが、
金鵄の方がどことなくカッコいいような・・・。
一つ疑問がある。
なぜワシやタカではなく、トビだったのか?
「トンビがタカを産む」ではないが、
トビは猛禽類の中では、一段下のランクに位置づけされている気がする。
トビは屍肉を喰らう。
そのせいかはわからないが、人里によく出没する。
長野市街地ではもう見られなくなったが、上田市の街なかでは今でも時々目にする。
ピーヒョロロローーーという鳴き声もよく目立つ(耳立つ?)
そんなこんなで、親しみがあった鳥なのかもしれない。
なんでこんなことをツラツラと思ってしまったかというと、
近所の学校で催されている文化祭のどよめきが聞こえてきたのだが、
その文化祭の名称が「金鵄祭」であったからだ。

この学校の卒業生に、現消費者庁長官がいる。
どうしてそんなことを知っているかというと、
日本経済新聞の書評欄で紹介されていたからである。
推しの本は・・・。
「正法眼蔵」「時間の比較社会学」「想像の共同体」
(それってどれくらい難しい本なんでしょうか?恐れ入りました。)
「ナルニア国物語」シリーズ、「1Q84」
(これなら私でもなんとか読めそうだ。)
今は高校生の彼らも、いずれは社会の屋台骨を支える人になるのだろう。
大空を滑空する金鵄になってほしい。
これが「古事記」では、「八咫烏(やたがらす)」という鳥になる。
八咫烏は三本足のカラス、サッカー日本チームのエンブレムで有名だ。
古代の人が、どうしてそのようなユニークな鳥を生み出したのかは不可解であるが、
金鵄の方がどことなくカッコいいような・・・。
一つ疑問がある。
なぜワシやタカではなく、トビだったのか?
「トンビがタカを産む」ではないが、
トビは猛禽類の中では、一段下のランクに位置づけされている気がする。
トビは屍肉を喰らう。
そのせいかはわからないが、人里によく出没する。
長野市街地ではもう見られなくなったが、上田市の街なかでは今でも時々目にする。
ピーヒョロロローーーという鳴き声もよく目立つ(耳立つ?)
そんなこんなで、親しみがあった鳥なのかもしれない。
なんでこんなことをツラツラと思ってしまったかというと、
近所の学校で催されている文化祭のどよめきが聞こえてきたのだが、
その文化祭の名称が「金鵄祭」であったからだ。
この学校の卒業生に、現消費者庁長官がいる。
どうしてそんなことを知っているかというと、
日本経済新聞の書評欄で紹介されていたからである。
推しの本は・・・。
「正法眼蔵」「時間の比較社会学」「想像の共同体」
(それってどれくらい難しい本なんでしょうか?恐れ入りました。)
「ナルニア国物語」シリーズ、「1Q84」
(これなら私でもなんとか読めそうだ。)
今は高校生の彼らも、いずれは社会の屋台骨を支える人になるのだろう。
大空を滑空する金鵄になってほしい。