クーー、クーー クーー、クーー 母鳥だろうか、ヒナに呼びかける。ヒナ鳥たちは必死になって親を追いかける。なんとこの雷鳥、6羽ものヒナを引き連れていた。先月の登山で見かけた、ほのぼのとした光景だ。


何年か前、ニホンザルが雷鳥のヒナを食っている衝撃的なニュースが報道された。えっ?サルって草食じゃなかったの?肉食がもたらすカロリーは病みつきになる。我々人類のご先祖様たちがいい例だ。
地球温暖化の影響もあり、サル以外の捕食者も高山に進出しているらしい。

 沖縄では、ハブを退治するために持ち込んだマングースが大繁殖して、ヤンバルクイナを襲っているときく。そりゃそうだ、だれだって毒蛇と戦うよりは、飛べない鳥を相手にしていた方が楽でいい。今はヤンバルクイナを守るため、マングースを駆除しているらしい。

 雷鳥は絶滅の危機にある。いずれは、雷鳥を守るため、捕食者を駆除しなければならないときが来るのだろうか。嘆かわしいことだ。
 6羽のヒナが無事成長することを祈らずにはいられなかった。


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