楳図かずおの奇跡
2024/11/16
奇跡は 誰にでも 一度おきる
だが おきたことには 誰も気がつかない
もう40年ほど前のこと、
月2回発刊のマンガ雑誌「ビッグコミック・スピリッツ」を毎号買っていた。
ちょうどそのとき連載していたのが楳図かずおさんの「わたしは真悟」だった。
その「わたしは真悟」の毎号の扉絵に、
冒頭のフレーズがあった(と思う)。

「わたしは真悟」は、マンガで「奇跡」を表現しようと試みたものか。
産業用ロボットが人間になる。
そんな突拍子もない発想は、楳図さんならではとしか思えない。
ただ物語の終盤、展開があまりに混乱してしまったのは、
ちょっと悔やまれる。
それはさておき、印象的な場面が数々あった感慨深い作品であった。
マンガ家の楳図かずおさんが亡くなられた。
少年期から青年期にかけて、楳図さんのマンガにはお世話になった。
恐怖をありがとう。
面白いギャグをありがとう。
そして、エンターテイメントをありがとう。
およそ一般の人が思いつかない奇っ怪な生き物(化け物?)
血を飛び散らせた死体
残酷なシーンも平気で描く。
どぎつい描写は楳図さんのお得意とするところ。
恐怖におののく少女の表情なぞは、
ああっ、それはもう・・・

突然やってくる恐怖、
おっかねえ。
でも、小っちゃなお○○ちんをさらに縮みこませながらも、
子どもの心はさらに次のページを読みたくてしようがなかった。
手元に現物がないのでうろ覚えなのだが、
「漂流教室」のラストシーン
天空を少年少女が駆け上っていく姿ではなかったか。
「希望」、これもまた楳図さんの作品に現れる。
今頃は空の高いところで「グワシ」とやっているのではないだろうか。
だが おきたことには 誰も気がつかない
もう40年ほど前のこと、
月2回発刊のマンガ雑誌「ビッグコミック・スピリッツ」を毎号買っていた。
ちょうどそのとき連載していたのが楳図かずおさんの「わたしは真悟」だった。
その「わたしは真悟」の毎号の扉絵に、
冒頭のフレーズがあった(と思う)。
「わたしは真悟」は、マンガで「奇跡」を表現しようと試みたものか。
産業用ロボットが人間になる。
そんな突拍子もない発想は、楳図さんならではとしか思えない。
ただ物語の終盤、展開があまりに混乱してしまったのは、
ちょっと悔やまれる。
それはさておき、印象的な場面が数々あった感慨深い作品であった。
マンガ家の楳図かずおさんが亡くなられた。
少年期から青年期にかけて、楳図さんのマンガにはお世話になった。
恐怖をありがとう。
面白いギャグをありがとう。
そして、エンターテイメントをありがとう。
およそ一般の人が思いつかない奇っ怪な生き物(化け物?)
血を飛び散らせた死体
残酷なシーンも平気で描く。
どぎつい描写は楳図さんのお得意とするところ。
恐怖におののく少女の表情なぞは、
ああっ、それはもう・・・
突然やってくる恐怖、
おっかねえ。
でも、小っちゃなお○○ちんをさらに縮みこませながらも、
子どもの心はさらに次のページを読みたくてしようがなかった。
手元に現物がないのでうろ覚えなのだが、
「漂流教室」のラストシーン
天空を少年少女が駆け上っていく姿ではなかったか。
「希望」、これもまた楳図さんの作品に現れる。
今頃は空の高いところで「グワシ」とやっているのではないだろうか。
この記事へのコメント
楳図かずおさん、よく読んだねえ。あの頃は
週間漫画雑誌に夢中でした。もう話の中身は
覚えてないけど、今のように娯楽の少ない時代、
毎週発売をワクワクしながら待ってました。
Posted by へこりと
at 2024年11月19日 13:19
僕らを育ててくれた漫画家さんが
次々と逝ってしまって・・・。
あのワクワク感をくれた方々に
感謝 です。
Posted by 上穂悠生
at 2024年11月19日 20:42