写楽は誰?!

NHKの大河ドラマ「べらぼう」を見ている。
主人公は江戸時代のメディア王・蔦屋重三郎。
正直、歴史上の人物としてはまったくのノーマークだった。
しかし、蔦重に連なる有名人はたくさんいる。
喜多川歌麿、葛飾北斎、十返舎一九、滝沢馬琴などなど
中でも、謎の浮世絵師・東洲斎写楽ははずせない。

写楽は誰?!


写楽については、梅原猛の「写楽 仮名の悲劇」でいろいろと教えてもらった。
写楽は阿波の能楽師という説が流布しているけれど、
これは最初に写楽を評価した外国人が、
そうだと信じてしまったことによるらしい。
梅原は別の説を立てている。

写楽にあてはまるのは、
1 絵がとっても上手い
2 当時演じられていた歌舞伎に精通している
3 突然現れ忽然として消えた理由がうまく説明できる
そういう人物でなければならないらしい。
さらに梅原は、
写楽の絵と、いろんな画家の絵を、詳細に見比べて分析している。
梅原の説が絶対ではないとは思うが、
関心がある方は同書をお読みいただきたい。

はたして「べらぼう」では、写楽をどのように扱うのだろう。
そして、写楽を演じるのは誰なのか?
いまから興味が尽きない。

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