浅田次郎さんの小説「一路」は、美濃の旗本が参勤交代で江戸へ上る話。
新米の御供頭が、数々の難題を克服していく。
時期は12月、中山道を使うことが決められている。
難所の一つが「和田峠」、吹雪の峠超えとなるが・・・。



6月に、和田峠へ行く機会を得た。
かつて旅人でにぎわったであろう峠は、
小鳥のさえずりと春ゼミの鳴き声ばかりであった。
峠を少し登ったところから浅間山が見えた。
徒歩があたりまえであった往時では、はるか遠方に思えただろう。



京都側の下諏訪宿まで二里半、江戸側の和田宿まで二里半、
あわせて五里、約20キロの距離となる。
標高差もあり、確かに難所だったと思える。
むかしの旅人は徒歩が普通。
大変なご苦労であったのだろう。



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